高圧可変電源を作るのだ。

power01

三土会の前に、ちょっと部品屋巡りをして部材購入。
数V〜820V(0.1A)ちょいまでを可変する電源を作る。
構成は簡単なシリーズドロッパ型。
計算上、最悪でTrにて86W程度の損失が発生するので
Trを十分放熱させてやる必要がある。

熱は、熱源から厚み方向に約45度の角度でしか拡散しない
…と言われていて、大きい放熱器って実は放熱効率が
あんまり良くないんですな。

秋葉を歩いてると、実に良い出物が有るじゃないですか。それは…
CPUの純正ヒートシンク
こりゃ凄いぞ。小型なのに100Wとか入力するのが前提だ。
しかも安い。ヒートパイプ・ファン付きで525円。
今回はこれをドロッパTrの放熱に採用してみようと思う。
取り付けるのに絶縁のためにマイカシートを使うのだけど
このマイカシート、耐圧がどれだけ取れるのか
どこにも情報がない。困った…。
仕方が無いので、万一絶縁破壊しても大丈夫なように
ヒートシンク自体をケースから電気的に浮かす構造を
採ろうと思う。

今日はOpAMP用の電源を作った所まで。
回路は簡単なので、作ればすぐ出来ちゃうのだけど
悩んでいるのはユニバーサル基板の耐圧。
このギャップだと、せいぜい50〜60V程度しかかけちゃいけない。
まともに安全率を取ると、8mm程度はギャップが必要になってしまう。

そこで、コントロール部分はユニバーサル基板で作って
パワー…高電圧系は、生基板を銅箔剥がして作ってやろうと思う。
真空管用電源トランスから倍電圧整流して、この回路に入れる
訳だけど、結構部品数が多い。 剥がして作る基板にはちょっと…。
どうしよっかな。やっぱりラグ端子を使うか…?

高電圧は難しい。

2 comments on 高圧可変電源を作るのだ。

  1. この放熱器某出品作品でも使われていましたね。きっとこれを見つけてからアンプ作りを思い立ったのでは?
     高耐圧は充分注意してください。ゴム系などはカーボン?が入っているのか低圧でも失敗した事があります。銅箔剥がしも表面状態によっては吸湿し結構リークが起きそうで恐いです。テフロン端子のラグ配線がやはり良いんでしょうか。識者の方のアドバイスをお願いします。

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