昨夜、沿面距離を稼ぐ為にボビン端にギャップテープを巻いてみたのだけど
ギャップ確保のために消費されたエリアで、巻き数が確保出来なくなってしまった。
今回はアセテートの層間紙は最低限入れて、ギャップテープは省略してみた。
2種UEWだけでも、ツイストペア試験で2.6kVの耐圧が保証されているモノなので
層間紙を介しての接近であれば、800V(400Vx2)は耐えるだろう。
目標の155ターン(昨夜の120ターンと違うのは後で説明する)はどうしても巻けず
最終的に146ターンとなった。
巻き数が減った分のインダクタンスを確保するため、Gapの間隔を調整する事で対応した。
定格電流を流しても、コアは飽和しない領域にある事をデータシートで確認している。
電圧 : 400V
電流 : 0.75A
巻線: 146t/0.5mmφ 2UEW
Gap : 0.3mm
AL Value : 340
NI Value : 110
コア:PC40EI30-N (TDK) 瀬田無線にて購入
今回のコアは相当にギリギリで、ちょっと後悔している。
次に作る時はEI40にしよう。
□■■ もう1層は流石に巻けないだろう…という事で巻線完了。
■■ 最外周は、ポリエステルテープにて絶縁。
■□■ ギャップテープとして、ポリイミドテープ(0.06mm)を5プライ貼り。
■■ 最終仕上がり厚として0.3mmを確保した。
■■□ コアとコイルを組み合わせた。
■■ コアの内寸ギリギリになってしまった…。
■■■ パワートランスと一緒に並べてみる。
□□ チョークはもう一回り大きくても別に良いような気がしてきた。
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