ちゃちゃっとバラック系を組み立てて、バイアス点の検討を始めてみたのだけど。
いやぁ、参考にしてたEimacのデータよりも随分と感度が良い。Ip流れすぎ。
終段の電流調整用に用意したグリッドバイアス調整用VRも、絞りきった所が
なんか良い感じ。 こりゃダメだ (^^;
Ip = 70mA
Vp = 458V
Vg = 17.3V
カソフォロドライバ Ep = 305V
…うっ、ちょっとEp高すぎ。 って事でタップダウン。
想定してたIg=10mAなんて流さなくても全然Ip流れるし
ドライバとしては7.5mAを-13~-17V辺りで流してくれるようなのが良いかも。
-10V辺りので、ドライバ管のVg調整で合わせるか
-20V辺りのを使って、定電流回路を入れるか…。
今回は手持ちの関係上、不本意ながら終段フィラメントとGNDの間に
200Ωの抵抗を挿入。
Ip = 60mA
Vp = 411V
Vg = 21.5V
カソフォロドライバ Ep = 258V
カソフォロドライバ Vg = 13.2V
カソフォロドライバ Ik = 7.5mA
まぁこんな所か。
Ipがコロコロ変わってくれるのも気持ち悪いし
定電流回路組もうかな。
μが高いのでしょうか、感度がよいのは使いやすい点もありますが、長期の信頼性では自己バイアス風にするか定電流回路が安心できますね。動作点と共に3定数も測定しておくと役に立つかもしれません。それにしても結構明るく見た目も楽しめそうですな。
>長期の信頼性では自己バイアス風にするか定電流回路が安心できますね。
そうですね。曲聴きながら寝ちゃって、終段管暴走 とか笑えませんからね…。
という事で、手持ちの部品集めて定電流回路を組んでみました。(詳細は今日の記事で)
3定数は、勉強のためにもぜひ測定したいですね。
土日でやってみようかな。
三定数、測定してみました。
Epを安定化するのに手間取りました…。
μ = 21 (20.8)
gm = 2.7mS (Eg=+50~0V,Ep=400V)
Rp = 7.7k
若干の誤差はある物の、相互の関係は”ハズレではない”程度に
合っているようなのでまぁこんな感じかなと。