という事で、手持ち部品を集めて定電流回路を組んでみました。
どうやら、オーディオ系ではLM317Tを使った定電流源が
流行っているようなので、儂はOpAMP+FETで行ってみました。
50Ω抵抗の両端に発生する電圧が設定値になるように
フィードバックループを形成してあります。
取り敢えず今回は3C24が対象なので0~81.9mAまで
連続可変出来るように作ってみましたよ。
2チャネルを同じ電流値に制御するようになってて
温度等々でドリフトしないように、基準電源搭載。
問題はDC電源をどうするか…。
12AX7に与えているラインから片波整流して取り出すか。
全波にするとGNDの処理が面倒になっちゃうし。
単体の動作チェックは済んだので、組み込みは明日~。
結果、非常に安定してきっかり設定通りの電流になりました。
…が、定電流回路の供給電源からのノイズの影響で
電流サーボが掛かると、”ジー”的音が出てきちゃって
ちょっとこれで曲は聴けないなぁ。って感じでした。
これじゃセットとして成り立たないので
終段管を自己バイアス風にしておこうと思う。
効能がどうも理解出来なかったハムバランサも効果を体験したし
今回は得るものが多い製作だな。
そうそう、ハムバランサってIpが変わると最適点が変わるんですね。
ヒータの疑似中点 という事だけなら説明が付かないけど
これについて書かれた文献は見つからないなぁ…。