地震によって福島原発で発生したトラブルによって
おおたかどや送信所が停波したので、ここ茨城では
標準電波を受信しながらのデバッグが難しくなってしまった。
秋月で売っているJJYシミュレータは高いし、あまり複雑なハードを
今から作るほど、手持ちの部品も気力もない。
何か良いモノないかなーと検索していたところ
http://www.starstonesoft.com/JJY_Simulator.htm
とても良いソフトをフリーで公開していただいているHPを見つけた。
どうやら、13.33kHzをPCで出して、その3倍高調波(39.99kHz)を
電波時計で捉えてやろう…というモノのようだ。
ちょっと前に作って、PC用として常用していた
自作のD級アンプにループコイル(ただの巻いた線だが)を接続して
ソフトを起動してみた。
音量を上げていくと、…おお、受信しているぞ。
と、動いていたのは数十秒。全く受信しなくなってしまった。
アンプを確認すると、どうやら終段を飛ばしてしまったようで
FETとゲートドライバ共に死んでしまっていた。しまった…
仕方ないので、球アンプに移行して再開。
アンプは片チャネルしか使わないので、残りのチャネルに
iPodを繋いで、曲を聴きながら快適にデバッグが出来る。快適 🙂
やっと実験環境が回復したので、停波したあとつらつらと
書きためていたコードのデバッグ。
いくつかミスはあったが、そう致命的なバグもなく動いてくれた。
54 , 175 mSec
Hour Parity(PA1) OK
MinParity: 1
Minute Parity(PA2) OK
YEAR_DIFF : (20)11
DAY_DIFF : 76
Zero!! ———————
TIME : 2011/03/17 21:03:01.000
42 , 165 mSec
パリティが合わない問題も解決したみたい。
これで年月日時分秒(mSecも)全て揃った。
正常系はこんな所にして、後は異常系を作り込もうか。
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