という事で、参加された皆さんお疲れさまでしたー。
805のタマ一式忘れたり、個人的にアクシデントがあって
会場と家を、都合2往復しちゃいました (笑
家でも度々起こっていて、会場でも起こっちゃった
805フィラメントの点火失敗の件について、エイヤで対策しました。
805アンプのフィラメント電源は、SW電源なんですが
トリタンの特性で、フィラメントが冷えてると抵抗値が低く
起動一発目のラッシュが多くて、保護回路が起動しちゃうんですな。
裏蓋(SW電源ユニットになってる)を外してきて
SW電源のコントローラから追って、保護回路周辺を探索。
案外簡単な回路で構成されてて、すぐにメカニズムは判明。
電流監視は、そのまま機能殺すのは怖すぎるので
ラッチしちゃう仕様を、間欠復帰するように仕様変更することに。
要はSW電源のスイッチングFETが(熱的に)定格オーバしなければ良い訳で
起動時の何発かだけ何とかなればOKなのだ。
改造して、組み戻して電圧チェック。取り敢えず問題なし。
タマ付けて起動しても、うん。ちゃんと上がってきた (^^
手を打てたのかどうかは、しばらく使ってみないと分からないけど。
SW電源は過負荷に弱いというか保護回路がきっちりしているのでフィラメント点火には困ります。保護のラッチを外すのは門外漢なので中身がよく解っていませんが、上手い方法ですね。こちらはローテクで何とか立ち上がり可能な直列抵抗で凌いでいます。
どうやら効果が出ているようです。
今まで全然ダメだった片側chの起動が一発で。確実に。
うーむ、やっぱ805のが好きな音だなぁ…。
3C24をもうちょっと改良しなくては。
最後の基板の2枚の写真は、間違い探しですか?
右の白い丸いのが違います。
どこがちがうのー?
同じに見えますよねー。
画面中央にあるICのすぐ下…
“151”と書かれているチップ抵抗から数えて、右に2つ目の部分に
実装されているコンデンサに注目してください。
コンデンサの上にチップ抵抗が… (笑
実はこのポイントは間違いでした。(過電圧保護だった)
同じ手法で、過電流保護のラッチ部分に手を打っています。