前回までで、電子負荷としての基本的な動作は概ねするようになった。
今までは部品の理論値を使った式でDAC/ADCのデータ処理をしていたんだけど
やはりどうしても誤差が出る。 オフセットも無視出来ない。
・電流値→DAC値の変換をする所
・AD値→電流値の変換をする所
・AD値→電圧値の変換をする所
直線性は非常によく出ているのはチェック出来ていたので
この3箇所について直線近似を実装してみた。
結果、0~5000mAまで5mA程度の誤差に収まってくれた。 0.1%。
キャリブレーションの動作を見ている中で、大きな電流に設定した場合
そう言えば何だかモニタ値がバラ付いて電源が鳴くなーと思っていたら
どうも発振していたらしく。
定電流回路にデフォルトで突っ込んでいた位相補償用のコンデンサが
過剰で動きがトロかったので、後で調整するつもりで外していたのでした。
位相補償用コンデンサの値を680p -> 1100p -> 2200pと試したのが以下写真。
まぁ素直に効いてくれているようで可愛い。よしよし。
Comments