PSoC5_EVB [R2]の廉価版、[R3]を作りました。
ここではR2とR3の差分について纏めてみたいと思います。
こんなフォーマットで行きますね。
●変更点
[R2]: R2での仕様
[R3]: R3で変更された仕様
●デバイス価格
[R2]: \6,000.-
[R3]: \4,700.- (頑張った!)
●PSoCデバイス
[R2]: CY8C5868LTI-LP038 (Flash:256kB, SRAM:64kB, EEPROM:2kB)
[R3]: CY8C5267LTI-LP089 (Flash:128kB, SRAM:32kB)
●USB I/F
[R2]: CP2102-GM http://bit.ly/1rt9UKm
[R3]: PSoC5LP USB I/F (w/BootLoader)
●電源
[R2]: 電源端子(3.3V~15V)
[R3]: 電源端子(3.3V~15V) , USBバスパワー
●クロック
[R2]: 外付け16MHz クリスタルオシレータ
[R3]: PSoC5LP内蔵OSC (オシレータ外付け可)
●I/O電源
[R2]: 3.3V固定
[R3]: 3.3V or 外部入力電圧(1.8~5.5V, EXTピンに供給、バンク毎の設定)
●付属品
[R2]: ヘッダピン セット
[R3]: なし
…とまぁ、ざっくり上記のような差分があります。
メモリを32kB以上使っていたりしていなければ、以前のR2のプロジェクトが
デバイス指定の変更だけで動く可能性があります。
★UARTを使っていると、若干手を入れる必要が出てきます。
1. USB_UARTに置き換えていただく
USB_UARTに置き換えることで、PCからシリアルポートして
認識させる事が出来ます。
USB_UARTでの通信例については、サンプルプログラムを公開しています。
2. 外付けでUSBシリアルを繋いでいただく
外付け回路が付いてしまいますが、ピンアサインの変更だけで済みます。
コードの変更は0で済むでしょう。
近日、スイッチサイエンスさんで頒布する事が出来ると思います。
ぜひご検討ください。
あ、そうそう。サンプルプログラム、回路図その他は、以下リンクにあります。
ここ。
Comments